こんにちは。すごろくです。
突然ですが!当サイトがGoogleAdSense(以下、アドセンス)の審査に通過しました!!
一発合格です。しかもタイトルの通り、なんと通過当時の各記事の平均文字数は80文字未満でした。
かなり稀有な例かもしれませんが、これからアドセンスの登録を考えている方やなかなか通らず困っている方の参考になればと思い当サイトがアドセンスの審査に合格した時のこのブログの状態を踏まえて、アドセンス審査基準について考察したいと思います。
GoogleAdSenseの審査基準って?
サイト運営者がアドセンスに登録をして広告を載せるためにはまずは審査が必要となり、一定のポリシーを基に審査されています。
サイト運営者が満たすべきポリシーは明記されており、こちらです。
しかし、こういったポリシーって説明が遠回しで、具体的にどうしたらいいかわかりづらいですよね。
さらに、アドセンスへの登録を考えている方、登録が済んでいる方はご存知かと思いますが、一般的アドセンスの審査基準は数年前と比べて厳しくなっていると言われています。
そのため、何度申請しても落ちてしまい挫折してしまう人も多く、サイトでの収益化を図る運営者にとって最初の目標はアドセンスの審査を通過することではないでしょうか。
さらには審査に落ちたときに、どのページが基準に満たしていないのか、またどんな違反をしているのか、一切教えてくれないんです。
原因はGoogle様のみぞ知る、といったところです。
そういったこともあり、アドセンスの審査に通るためのノウハウを記載した記事は山のようにあり、サイト運営者はそれらを参考に対策をして臨んでいます。
以下には、Googleアドセンスに合格するための条件としてよく紹介されているものをピックアップしてみました。
- 1記事あたりの文字数は1,000文字以上
- 無料ブログはNG
- 独自ドメインで運営する
- アドセンスの禁止コンテンツに記載のある内容はNG
- プロフィールは必須
- プライバシーポリシーは必須
- 問い合わせフォームがあったほうがよい
- 記事数は20以上
- 定期的に記事を投稿する
- 雑記系ではなく、ある程度カテゴリーを絞ったほうがいい
- 価値のある記事を投稿していること
- 一定のPV数を得ていること
- 「Google Analytics」「Google Search Console」に登録しているか
などなど・・・
では次に、当サイトが審査を通過した時のサイト状態をご紹介します。
先に書いておきますが、上で書いたような条件は全然満たしていません。笑
「すごろくの備忘録」が審査通過した時の状態
私がこのサイトでアドセンス審査に通過した時の状態をご紹介します。
1記事あたりの文字数は1,000文字以上あった?
まずはこのブログが一般的に言われてるアドセンス合格基準と全く異なる、文字数について触れていきたいと思います。
どの考察記事を見てもだいたいは「記事数の量より質!」
さらには
「記事の内容がしっかり書いてあれば少ない記事数でも合格できる!」
というようなことが書いてあると思います。
おそらくこれも”正解の1つ”ではあるのだと思います。
ところが、僕のブログが合格した時は全く違いました。
まずは、全記事を合計した文字数について。
合計文字数:約1600文字
1記事ごとの平均文字数ではありませんよ?
全記事を合わせた合計文字数です。
合格当時の記事数は21記事でしたので、平均文字数に換算すると
なんと80文字にも達していませんでした。
証拠として、実際の記事のスクリーンショットを何枚か貼っていきたいと思います。
実際の記事は、ブログの全体の質を下げてしまうようなので、下書きに戻しました。
どうでしょう。自慢じゃないですが、やる気の感じられない記事でしょう。笑
しかも損してるし。
ちなみに最高文字数は約300文字の以下の記事です。
アドセンスに通るためのコツが書いてある記事は多くあれど、この文字数で審査合格した記事は見たことがないので、当然落ちるものだと思って申請していました。
しかし、まさかの合格・・・!
仕事中にメールがきて驚き、トイレに行って再度確認し直しました笑
文字数ほどのインパクトはありませんが、せっかくなのでこれ以外の要素についても紹介していきたいとおもいます。
無料ブログはNG?
僕が運営しているブログは全部で3つありますが、すべてwpXでWordpress専用サーバーを借りて運営しています。
クラウドプランの500円/月のプランです。うまくいくか不安なので初期投資が抑えられるのでうれしいですよね。
独自ドメインで運営していた?
独自ドメイン(su56-ya.com)を取得しました。(1,600円/年)
こちらもwpXで取得しました。
wpXは同じ管理画面から.comなどのドメイン取得や支払いができるので、わかりやすかったです。
アドセンスの禁止コンテンツに記載のある内容はNG?
記事を書く際に自分が書こうとしている記事がポリシーに抵触しないか、しっかり確認しましょう。
僕の場合はFX自動売買に関する損益報告とパズドラ攻略を書いていました。投資関連は違反コンテンツには明記されていませんが、通りにくいと言われているジャンルです。でも無事に通ったので通らない方はまた別の理由があるんじゃないかと思います。
プロフィールは必須?
思い返してみるとプロフィールは書いていないです。
しいて言えば一番最初の記事のタイトルが「自己紹介」だったことぐらいですが、プロフィールとしてリンクを貼っていたわけではないですし、以下のような記事ですし・・・用意していなかったといっていいでしょう。

プライバシーポリシーは必須?
プライバシーポリシーは作りました。
ググって、コピペが許可されていた他サイトからのコピペですが。笑
今はJINというテーマでデフォルトで設定されているプライバシーポリシーを使っていますが、これからプライバシーポリシーを設定しようとしている方は引用いただいても結構です。
サイトマップはあった?
サイトマップは作っていなかったです。
HTMLサイトマップやXMLサイトマップがありますが、いずれもアドセンス受かるうえでの必須コンテンツではありませんので、任意です。
ただし、収益化を図るのであればXMLサイトマップをGoogleSearchConsoleに登録しておくべきなので、作っておいた方がいいと思います。
僕もアドセンスに合格した後にXMLサイトマップは作りました。
問い合わせフォームは設置していた?
問い合わせフォームは作成しました。
「Contact Form 7」というプラグインを使えば簡単に問い合わせフォームを作ることができるので、作っておいて損はないと思います。
記事数は20以上あった?
公開当時、21記事ありました。
これに関して言えば、5記事で受かったという人もいれば何十記事も書いてからアドセンスに合格している人もいるようなので、明確な基準はないと思います。
1記事当たりの内容が充実していれば少ない記事数でもいいが、僕のブログのように1記事当たりの内容が薄い記事の場合はある程度記事数が必要と思います。
定期的に記事を投稿していた?
2018年5月からぱったり止めてしまい、2019年1月に再開しました
また再開投稿直後にアドセンス申請をしたのでカウントされているかどうか不明です。
あまり合格基準には関係ないでしょうね。
雑記系?それとも特化ブログ?
僕のブログはいわゆる雑記ブログです。雑記ブログで受かっている人はたくさんいるので、雑記だから受からないということはなさそうです。
しかし、好まれない(Googleから適さないコンテンツとみなされやすい)ジャンルは少なからずあるみたいで、とりあえず無難なジャンルで記事を書いていた方がいいと思います。
価値のある記事を投稿していた?
運営者自身が言うのもあれですが、、、これらの記事ではとても価値のある記事だったとは思っていません。
よく、不十分なコンテンツで落ちたと言っている人がいますが、事実だけ述べれば読んで価値があるかどうかは関係なさそうです。
一定のPV数を得ていた?
PV数は関係なさそうです。
自分でブログに訪れる以外は0でした。
「Google Analytics」「Google Search Console」に登録していた?
申請したあとに「Google Analytics」だけ登録しました。
「Google Search Console」はアドセンスに合格した後に登録しました。
この辺は分析用にあったほうがいいものであって、アドセンスに必須なものではありません。
どうでしょうか。色々厳しいと言われているアドセンスの審査ですが、こんな感じでも合格してしまうことが出来ました!
難しく考えて色々策を講じている方は一旦立ち止まって、こんな事例があったことも思い出していただければと思います。
[まとめ]今回の合格からみる審査基準
では、最後にまとめとして今回の合格から考えられるGoogleAdSenseの審査基準を書いていきます。
無料ブログはNG
レンタルサーバーが無難でしょう。
おすすめはwpXです。
独自ドメインで運営する
ドメイン取得はした方がいいと思います。
アドセンスの禁止コンテンツに記載のある内容はNG
記事を書く前にきちんとアドセンスポリシーを確認し、違反していないことを確認しましょう。
プロフィールは必ずしも必須ではない
必ずしも必要ではない。僕は作っていませんでした。
プライバシーポリシーは必須
アドセンスポリシーにも書いてあるため、必須コンテンツです。
問い合わせフォームがあったほうがよい
必須かどうかはわかりませんが、5分あれば作れるので作っておきましょう。
内容が薄いと感じたら記事数は多めに用意しておいたほうがいい
明確な記事数の決まりはないです。
薄い内容の記事なら目安として20以上作っておくのはいいと思います。
1記事あたりの文字数はほとんど関係ない
もう一度書きますが僕の場合は80文字未満でした。
また、僕は計3つのブログを運営していて、いずれも同じような状況でアドセンス合格させることができたので、この観点は一般的に言われているほどの必須項目ではなさそうです。
定期的に記事を投稿する
複数日に分かれて投稿していたほうがいいかもしれませんが、僕の場合は8か月ほど更新があいたブログだったので、特に関係ないはずです。
雑記系でもOK。でも違反のない内容で
雑記ブログでも通っている方は多くいるので、カテゴリーを統一させるのは必須ではないです。
コンテンツの質が薄い場合は記事数でカバー
コンテンツの質もあまり関係なさそうです。
関係ないという書き方は少し乱暴ですが、経験則でいえば、記事数を増やすことで補うことが可能です。
PV数は全く関係なし
PV数はアドセンス審査とは関係ありません。
「Google Analytics」「Google Search Console」はどっちみち必要なので登録しておきましょう
こちらも、アドセンス審査には関係ありません。
まとめ
要は、Googleのポリシーを守っていればいいのです。
そしてその健全なサイトにするために記事数とか、文字数とかいろいろ言われていますが必ずしもそうではないのかもしれません。
現に、僕は3つのブログを運営していますが、3つとも内容の薄い記事を20~30記事用意してアドセンス審査に合格することができました。
天下のGoogleです。
今回は例外♪
なんてあるわけありません。
拙いコンテンツでも確実に基準を充たせます。
つまり、「毒にも薬にもならない」でいうと、このブログは薬にはならないけど、毒じゃない(ポリシーに違反していない)から通ったんだと思ってます。
これからアドセンスの登録をしようと思っている方、不合格地獄で苦しんでいる方の「薬」となれば幸いです。
【余談】なんでアドセンス申請したの?
そもそも、なんでこんな状態でアドセンスを申請したのか、合格すると思ってたのか?
僕もアドセンスを受けるにあたって色々調べていたので、はっきりと言えます。
通るとは思っていませんでした、全然!
ただただ、形から入ってみたかったからです笑
例えば、プログラマーが最初に習うことは「Hello World!」を画面出力させることです。
実行ボタンをおして、画面にメッセージが出力されるとなんとなく一丁前になった気がしますよね。
それと同じ感じで、とりあえず無理やりながらもGoogleアドセンスに申請した!受かってはいないけど収益化を目指す立派なブロガーの仲間入りだ!という実感が欲しかったからです。
せっかくアドセンス合格したので、これから頑張ってブログで収益を上げられるようにしていきたいと思います!
