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【iCloudの正しい使い方】写真や動画をバックアップしてはいけない理由

iPhoneを使っている方で、iCloudストレージをバックアップ先としている方は多いと思います。

iCloudもAppleが提供しているサービスなので、すごく使い勝手がいいですよね。

ですが、iCloudストレージを写真や動画のバックアップ先として使うことを僕はおすすめしません。

今回はその理由について説明していきたいと思います。

この記事で伝えたいこと
  • 写真のバックアップ先としてiCloudはおすすめしない
  • iPhone本体のバックアップ先としてiCloudを使うのは推奨
こんな人に読んでほしい
  • iCloudが何だかわからない
  • 自分もiCloud使っているか知りたい
  • iCloudをおすすめしない理由を知りたい

iCloudとは?

そもそもiCloudって何?という方もいると思います。

妻

はーい!

すごろく
すごろく

・・・

すごーく簡単に説明をすると、iCloudというのはインターネット上にデータを保存するサービスです。

iPhone自体にも64GB、256GBなどの保存領域がありますよね。

iCloudはそのデータの保存先がインターネット上になったものだと思ってください。

iCloudはあなたのAppleIDと紐付いているので、AppleIDがわかっていればiPhone以外にもパソコンなどからアクセスすることが可能です。

iCloudの料金体系

iCloudはインターネット上にデータを保存するサービスです。

当然、無制限に無料で使える、というわけにはいきません。

icloudの料金体系は以下のようになっています。

iCloudの料金体系

5 GB :無料

50 GB :¥130

200 GB :¥400

2 TB :¥1300

何を高いと感じるかは人それぞれと思いますが、僕は400円くらいからはちょっと高いなぁと思っています。

知らずに使っているiCloudストレージ

iCloudがだいたいどんなサービスかわかってもらえたと思います。

実はこのiCloud、iPhoneを使っている方であればほぼ全員が使っているサービスなんです。

なぜかというと、iPhoneの初期設定が完了した時点で、iPhoneのデータなどがiCloudへバックアップがされるように設定されるためです。

気付かないで利用している方も多いと思います。

では、ここであなたが実際にiCloudを利用しているか調べる方法を紹介していきます。

iCloudに写真のバックアップをしているか調べる方法と無効にする方法

1.まずは「設定」を開き、あなたのAppleアカウントを押します。

2.「iCloud」を選択します。

3.「写真」を選択する。

4.「iCloud写真」がオンになっていたらバックアップが有効になっています。

5.ここをオフにすることでバックアップを無効にすることができます。

どんどんハマっていくiCloudの沼

iCloudは5GBまでは無料で使えます。

しかし写真のバックアップ先として有効なままにしておくと、ある日こんな注意が表示されるようになります。

はて?これはいったいなんだ?

よくわからないけどバックアップがとれないのは困るし、この警告がずっと消えないのは鬱陶しいな。130円で解決出来るなら安いものだ。

多くの人がこうなるでしょう。

確かに130円で解決するならまだいいかも知れません。

しかし、アップグレードした50GBも使いきってしまったら、次は月400円にアップグレードする必要があります。

写真やムービーをよく撮る方にとっては50GBは以外とあっという間です。

しかし、その頃になって別サービスに逃げたいとなっても時すでに遅し。

すでにiCloudにある50GBのデータ移行が億劫になり(あるいはやり方がわからず)、泣く泣く月400円を支払うようになるのです。

無効にするのは写真のバックアップのみ、それ以外はむしろ使うべき

散々iCloudのバックアップを悪者のように扱っていますが、私が皆さんにやめてもらいたいのは「写真のバックアップ先としてiCloudを選ぶこと」です。

それ以外のバックアップについては、むしろ推奨します。

万が一iPhoneが故障などしてデータの復元ができないと困りますが、iCloudをバックアップ先にしておけば毎日自動でバックアップを取ってくれるので安心です。

写真のバックアップ以外はたいした容量にならないでしょうし、iPhoneのバックアップで仮に5GBを超えることがあれば、そのときは50GBにアップグレードしてでも継続してください。

すごろく
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50GBを超えることはまずないと思いますので、安心してください。

Androidとの互換性がない

iCloudをおすすめしない理由は金額面だけではありません。

iPhoneでは最初から設定されていて快適に使えるiCloudですが、Android端末ではiCloudを写真のバックアップ先にすることができないのです。

公式以外のアプリがあるかもしれませんが、少なくともApple公式アプリはAndroid環境(Google Play)にはリリースされていません。

すごろく
すごろく

iCloud上のバックアップデータを移行出来るだけの知識がない人は今後もiPhoneを使うしかないのです。

【まとめ】iCloudは便利なサービス、賢く活用しよう

改めてになりますが、iCloud自体はとても便利なサービスです。

ただ、標準設定のままだとだんだんと費用がかさんでくるので、以下を意識して賢く便利に活用していきましょう。

  • 写真、動画のバックアップは無効に。
  • それ以外は有効に。
  • 端末のバックアップで無料範囲を超えるようであれば50GBまでの課金はOK

以上です!